紙の厚さ ガイド

紙の厚さについて


「国産上質紙」の厚さは下記の表のとおりです。

55kgの紙は「コピ−」用紙の厚さ、135kgの紙は「官製はがき」よりやや薄くなります。

180kgは「官製はがき」よりやや厚くなります。

ちなみに官製はがきの厚さは0.2〜0.22mmとの事です。

※四六判とは業界用語で、788ｍｍ×1091mm大きさの紙1000枚の重さが何キログラムあるかを示します。 

（重くなるほど紙の厚さは増します。）


「紀州色上質」の厚さは下記のとおりです。

上の「国産上質紙」の厚さを参考にご覧下さい。

厚さと主な用途


☆ 70kg/73kg（一般的なコピー用紙とほぼ同じ厚さ）よく使われる例：新聞折込チラシ

☆ 90kg（チラシ・フライヤーでは定番の厚さ）よく使われる例：最も広く使われる、一般的なチラシ

☆ 110kg（ある程度しっかりした厚み）よく使われる例：高級感あるフライヤー

☆ 135kg（しっかりした厚み）よく使われる例：商品パンフレット

☆ 180kg（郵便ハガキとほぼ同じ厚さ）よく使われる例：DM・ポストカード

☆ 220kg（ハガキよりも厚みがある）よく使われる例：名刺　ポストカード



　　　

紙の厚さ・重さの用語


① 紙の厚さ・重さ 用語 坪量（つぼりょう）

　 坪量とは、洋紙及び板紙1m²当たりの重量のことです。

　 1㎡当たりの1枚の用紙の重さを指す用語で「ｇ／m² 」で表記され、

　 米坪やメートル坪量と呼ばれることもあります。

　 数字が大きいほど紙の厚さも大きくなりますが、紙の種類によっては密度が変わるため、

　 坪量が同じでも紙の厚さまで同じだとは限りません。

　 坪量は紙の重さに関する元となる数値です。

　 米坪（べいつぼ）、メートル坪量などと呼ぶこともあります。


② 紙の厚さ・重さ 用語 連量（れんりょう）

　 連量とは、原紙を1,000枚重ねたときの重さを指す用語で、単位はkg（キログラム）で表記されます。

　 ※同じ厚さの紙でも規格（原紙寸法）が変わると数字が変わります。

　 原紙を1,000枚重ねたときの重さを指す用語です。

　 ある規定の寸法に仕上げられた紙1,000枚のことを1連（1R）と呼びます。

　 ちなみに板紙の場合、100枚で1ボード連・1BRと表します。

　 連量は紙の厚みを知るための目安ともなります。


③ 紙の厚さ・重さ 用語 斤量（きんりょう）

　 斤量とは、連量と同じく原紙を1,000枚重ねたときの重さ(kg)を指す用語です。

　 数値が低いほど薄く、高いほど厚くなります。

　 また、同じ斤量でも用紙が異なると厚さは異なります。

　 斤量は、尺貫法という貫や寸という単位が使われていた古いの時代数え方で、

　 現在も印刷業界では斤量という言葉がよく使われていますが、

　 意味は連量と全く同じで1,000枚を1連として数えます。

紙の厚さのkgをmmに変換 一覧


普段から連量に馴染みがない人にとって、紙の厚さをkgで表記されても分かりづらいかと思います。

紙の種類別に、連量（kg）から1枚の紙の厚さ（mm）が分かるように変換した一覧表です。

引用：ラクスル